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照明デザイン

オフィス照明は企業イメージを表現する重要なファクター

これまではオフィス照明を考える時、照明器具の効率やランニングコストだけに捉われ、ただ均一で明るいだけのオフィス環境をつくりだしてきました。しかし、近年、オフィスのインテリジェント化が急速に進み、オフィスワーカーの存在を第一に考えた「人間の生活の場」としてのオフィス作りが始められています。こうしたオフィス環境の改善に伴い、照明も「オフィス照明=オフィス生活環境照明」と捉え直し、明視性(モノがはっきりと見える)の向上と共に、空間の快適向上を考慮した総合的な照明計画を行うことが企業イメージを表現する重要なファクターとして見直されています。照明デザインはもはやオフィスデザインの戦略の一つといえるでしょう。

オフィス照明の目的と要件

■照明の基本的目的

照明は・・・・・・
− 見ようとするものが、素早くはっきりと見えるように(明視照明)
− 環境が視覚的に快適になるように(雰囲気照明)
設計され、設備・運用されなければなりません。


雰囲気 対象場所 輝度分布 光色
明澄感
照明によるはっきりした爽やかな印象
執務エリア 作業中心部と壁を明るく ・高演色*
・涼しい
開放感
解き放たれた軽快な印象
アトリウム
ロビー・廊下
壁面照明
かなり明るく一様に
あまり関係しない
心地よさ感
視覚的に楽しい印象
ロビー・食堂 非均一照明
壁面照明
あまり関係しない
くつろぎ感
落ち着いた暖かい印象
リフレッシュルーム
ラウンジ・食堂
非均一照明
装飾照明
・暖かい

*高演色:モノの色が正確に見える光の色

オフィス照明計画における照明方式

■エントランスの照明(ロビー〜ラウンジ〜通路)

今、オフィスデザインはこれまで以上に企業のコマーシャル的要素が必要とされてきています。これは、企業が自らのあり方を見直しオフィス空間の活性化を重要視してきているからだと考えられます。オフィスのエントランスも表向きの飾り立てる顔のみでなく、より上質なコミュニケーション機能を持つ空間が求められています。そこでエントランスやロビーの照明もデザインコンセプトを演出するツールとして重要な役割を担っています。

事例 1

事例 2

事例 3

事例 4

■会議室の照明

会議室はコミュニケーションスペースまたはプレゼンテーションスペースとして、話している人の顔がはっきり見え、落ち着いて見聞きできるように照度及び照明器具配置を考慮する必要があります。

※間接照明+ダウンライトを使用し、落ち着いた照明環境を創る。多用途に対応できるような器具配置。

■一般事務室

(a) 全般照明方式

天井全体に多数の照明器具を規則正しく配置。
室内の作業面全体に均一な照度を与える。
利点は作業対象、場所が変わっても照明条件は変わらない柔軟性があること。

(b) タスクアンドアンビエント照明方式

task and ambient lightingの日本語訳でタクス(task:作業)とアンビエント(ambient:周囲)用の照明が別々に設備。ベース照明の照度レベルを作業面より低く設定するで、設備のイニシャルコスト、電力料金を低減させることができ、離席者が各自のタスクライトを消灯することで、より大きな省エネ効果を得ることができる。

全般照明

タスクアンドアンビエント照明

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